【川崎市多摩区】多摩区内で半年に1度だけ見えるダイヤモンド富士。桝形山展望台で「沈むダイヤ」を観察してみよう。
生田緑地のフリーマガジン「もりのにじ2022秋号」に、気になる記事がありました。
季節のおすすめ情報に「枡形山展望台」からダイヤモンド富士が見られる日があるとの事。これは初耳! と思って、掲載されている2022年11月2日(水)16:31頃を目指して枡形山に登ることにしました。
紅葉の美しい道を通って民家園脇の道を上っていきます。
標識に沿って、枡形山展望台方面へ石の階段を上っていきます。
枡形山広場へと向かいます。途中で通りすがりの方に「これが烏瓜だよ。」「これが紫式部だよ。」と秋の草花について教えて頂きつつ、生田緑地の東口から7分ほどでしょうか、枡形門に着きました。
こちらが枡形山展望台になります。和風の作りですね。
2階の展望場へはエレベーターか、階段で上がります。階段の場所が若干奥にあるため、行きはエレベーターで、帰りは階段で降りる方が多いようです。
2階へ上ってみると、すでに先客が30人ほど。みなさん思い思いの場所でマナーよくダイヤモンド富士を待っておられる様子です。
午後16:29頃の富士山の様子です。あと2分ほどですが、かなり富士山に接近しています。
午後16時31分、富士山に太陽がかかりました!思っていたよりも少し左にずれた感じですが、まっすぐに富士山へと太陽が下りていく様子がわかります。
完全に太陽が富士山へと沈みました。この富士山へと沈んでいく太陽の様子を「沈むダイヤ」と表現するそうです。みなさん静かに喜んでおられます。この日は快晴で肉眼でも完全に富士山を観察することが出来ました(直接太陽を肉眼で見てはいけませんよ。)。
秋の紅葉とダイヤモンド富士、枡形山ではこういう秋の楽しみ方もあります。ダイヤモンド富士は半年に一回のペースで観察することができるそうです。皆さんも来春の「もりのにじ2023春号」を忘れずチェックしてくださいね。
生田緑地公式ツイッターでも前日に配信があったようです。
【ダイヤモンド富士】11月2日(水)16:31ごろ
富士山頂に日が落ちる瞬間のダイヤモンド富士を見に来ませんか?東口から徒歩10分、枡形山展望台から年に2回の観測チャンスがあります。雲で見えないこともあるのですが、今日はどうでしょうね♬ pic.twitter.com/elFM4IyMd0— 生田緑地公式 (@ikutaryokuchi_) November 1, 2022
ダイヤモンド富士は、雲や大気の状態によって、見えない場合もありますのでご注意ください。コチラは2015年の生田緑地スタッフブログです。夕方5時まで展望台へ上がれますので、ロマンチックなデートスポットとしてもおススメです。
天気の良い日は紅葉狩りがてら、枡形山展望台へハイキングはいかがでしょう。
枡形山展望台はこちら↓