【川崎市多摩区】パネル展「登戸研究所の歴史と地域の歴史を振り返り、未来を見据える」が多摩区役所1階アトリウムで2022年8月8日(月)~16日(火)まで開催されます。また、2022年10月22日(土)には講演会の開催も。

皆さんは、登戸研究所という大日本帝国陸軍の研究所が、現在の神奈川県川崎市多摩区東三田にかつて所在したことをご存じでしょうか。(※現在は明治大学生田キャンパス敷地内)

パネル展「登戸研究所の歴史と地域の歴史を振り返り、未来を見据える」が多摩区役所1階アトリウムで2022年8月8日(月)~16日(火)まで開催されています。

登戸研究所 パネル展

パネルには登戸周辺の空襲被害や、当時農村が多かった多摩区周辺は川崎工業地帯に住む人たちの学童疎開先であったことなども記されています。当時、米軍の「航空目標要覧」に陸軍登戸研究所は攻撃目標には含まれていなかったとの事です。

登戸研究所 パネル展 空襲地図

当時12歳の小学6年生が学徒動員で登戸研究所を支えていたのだと、係の方に教えていただきました。登戸研究所にもし空襲があれば大勢の子どもが亡くなっていたことでしょう。「大勢が無くなった悲惨な戦争の事実を、現代に知らせてあげなければならない」という新聞の記事が心にしみます。

登戸研究所 多摩区役所 1階アトリウム

もうすぐ終戦記念日を迎えますが、今一度戦争について考えていける機会になればいいなと思いました。

登戸研究所 パネル展 向ヶ丘遊園

また、多摩区制50周年記念事業 講演会 「—登戸研究所の歴史と地域の歴史を振り返り、未来を見据える— 日中戦争からウクライナ戦争を考える」も下記の日程で開催されます。

講 師:山田 朗(明治大学平和教育登戸研究所資料館館長,明治大学文学部教授)
日 時:2022年10月22日(土)13:30~15:30 ※開場13時
会 場:明治大学生田キャンパス中央校舎6階 メディアホール およびオンラインライブ配信(Zoomウェビナー機能を利用)
参 加 費:無料
定 員:対面参加 140名、オンライン 400名(いずれも要事前予約、申込先着順)
主 催:登戸研究所保存の会・明治大学平和教育登戸研究所資料館

詳しくは明治大学平和教育登戸研究所資料館HPでご確認ください。

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光野早苗

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